今までDynalistやWorkFlowyを使ってきたけどRoam Researchはどうなの?と気になっている人

どうもライフハック大好き人間の飛永(@chiritsumo_blog)です。
最近ライフハック界隈を賑わしているツールにRoam Researchがありますね。
Roam Researchをご存知ではない方はこちらの記事をご覧になると早いかと思います。
参考 これから Roam Research の話をします…note今までDynalistというアウトライナーを使っていた私も気になり、Roam Researchを試してみましたが、結果としてDynalistを使用しつづけるという結論を出しました。
アウトライナーの新たな可能性を提案するRoam Researchのさまざまな機能に心惹かれる思いもありましたが、それ以上にデメリットが上回った、というイメージです。
なぜ今大ブームのRoam Researchではなく、Dynalistなのか。
この記事ではRoam ResearchとDynalistを比較しながらDynalistの魅力3つを紹介していきたいと思います。
比較ポイントその1 スマホ上の動作の重さ
Roam Researchで、1番に致命的だったのはスマホ上での重さです。
Roam Researchはスマホブラウザで開くと最初の記入画面に遷移するまで約7秒くらいのロード時間が挟まり、ロゴがギコギコ動いているのを見せつけられます。

こうしたアウトライナーはパッと頭をよぎったアイデアをスピード感を持って記録できることが肝心です。
ですので、「これやってみたら面白いかも記録しよう!」と思ったそのたびに7秒待たされるのはかなり辛いです。
ツールの不便さによりアウトプットの記録量が減ってしまう、つまり
面倒だから記録しなくてもいっか!
が頻繁に起きてしまうのを懸念しました。
一方、Dynalistは、アプリを開いたら1秒もかからずに記入画面に移ることができるので、
発想から記録というプロセスをシームレスに行える
という点が改めて大きな魅力だと感じました。
比較ポイントその2 スマホ上での画面遷移
Roam Researchはスマホ上でアクセスすると、必ずQuick Captureという簡易的な記入を行うための画面が表示されます。

こちらで入力した内容が後ほどRoam Researchの今日のトピックに追加される、というわけです。
前述のように、スマホで使用する際はパッと思いついたアイデアをサクッと記入したい、というニーズの方が強いはず。
ですから、それがデフォルトとして設定されていること自体は自然だと思います。
しかし、過去の記録を見られるメイン画面に行くためにはQuick Captureからさらにfull site をクリックする必要があり、それが私の使用法としての問題点でした。
ブックマークに登録されたRoam Researchを開く→5秒待って表示されたQuick CaptureのFull siteをクリックするという2度の画面遷移を通らないとメイン画面に行けないのです。
私の使用のニーズとしては、自分が記入してきたことをスキマ時間で振り返りたい、という希望も強いため、スキマ時間で過去の記録を振り返ろうとするたびに、しんどいなあというのが正直な思いでした。
一方、Dynalistであれば2つのアプリをそれぞれの目的で使用することでこの問題を解決できます。
大本のアプリDynalistで直接過去の記録にアクセスができます。
Dynawriteという記録専用のアプリを使えば、開いて記入して送信を押せば自動的にDynalistの最新のトピックに書いた内容が追加されます。
こうした使い分けが非常に便利で手放せないものだと感じました。
比較ポイントその3 日付トピックの仕様
Roam Researchのデイリーのトピックが自動的に作成されるという仕様は便利だと感じました。
考えてみれば私のDynalistの使い方もまさしくそのデイリートピックと同一です。
「2020/07/19」のような日付のトピックを毎日作成し、その中に考えややったことなどのライフログを記入しています。
ですのでこのRoam Researchの仕様は、自動化してくれるものですので便利でありました。
一方、過去の日付トピックを瞬間的に呼び出せないのがなかなか辛いです。
Roam Researchの場合、時系列で過去の記録を眺めたいとき、その起点が今日しかないんですよね。
なので今日から2週間何を書いたかをさかのぼって眺めることはギリギリできるのですが、それよりさらに昔に何を書いて何を考えていたかを振り返ることが実質できないんですね。
つまり、
2019年6月あたりは何があったんだっけ?
を確認できないのです。
時系列ごとの振り返って考えの変化に気づいたり、あるいは繰り返し出てくるテーマに気づいたり、といった楽しみが味わえないのは寂しいです。
一方、Dynalistでは2020年→7月→7月21日というフォルダ構造を手動で作れるので、気になった期間を展開して一気に見ることができます。
つまり、いつでも俯瞰して好きな月や日のトピックを眺めることができるDynalistに軍配が上がりました。
まとめ
本記事ではRoam ResearchとDynalistを比較した上で、私がDynalistを選択した理由を紹介しました。
まとめると、
- スマホ上の動作の重さ
- スマホ上での画面遷移
- 日付トピックの仕様
の点でDynalistが魅力的だと感じました。
もちろんRoam Researchも大変魅力的な機能を備えたツールです。
一度使用の上、皆さんもどちらを使うかを決めてみてください。