本名出すのは抵抗アリのハンドルネームに悩む人

どうもブログ大好き人間の飛永(@chiritsumo_blog)です。
セルフブランディングにおけるハンドルネームの重要性
ブログを始めて約一週間が立ちますがハンドルネームを決めていませんでした。
弊ブログのような雑記ブログですと何を発信するかももちろん重要なのですが、それと同等あるいはそれ以上に重要なのが
ということ。
受け手との間に「この人が言うなら信じよう」という信頼を築き上げていくことが重要です。言い換えるとセルフブランディングですね。
セルフブランディングなどと書くと、どうしても「イタイやつ」みたいな印象もあって、なんだか照れと恥じらいが隠せない部分もあるのですが、それでも雑記ブログをやるのならば、避けてはとおれない道です。
で、セルフブランディングの個人的な定義は
だと考えています。名前だけでも覚えて帰ってくださいということですね。ネット上ならその名前は、ハンドルネームと呼ばれることが多いでしょう。
で、この覚えて帰ってもらうための名前を何にするかがインターネットの誕生以降、人々を悩ませつづけてきた命題なのです。
デイリーポータルZの運営方針
ハンドルネームのつけ方のパターンは多様だと思います。ですが、なんとなく思いつくパターンはしっくりこないのでした。
- 本名 田坂智洋など
ネットリテラシー半端じゃなくある人、あるいは半端じゃなくない人の両極端 - 本名の略 たさけんなど
安全安心だけど謎の内輪感 - あだ名っぽいやつ トモ
印象に残りにくい - 奇抜なやつ 深爪
ハマればいいけどセンスが出るので難しい? さらにパーソナルなテイストを出すのが難しい?
こんなことを考えながらモヤッとしておりました。
デイリーポータルZの大ファンとして、デイリーポータルZの編集長が林雄司さんが同メディアの運営方針について書かれた本『世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書』を読んでいたら、こんな記述を見つけました。
そして名前も本名か、それっぽい名前がいい。 たとえば自分がいかにソーセージが好きか、幼少の頃のエピソードからとうとうと語る記事があるのに「ちゃっぴー☆蘇我氏」だったら一気に嘘っぽくなってしまうだろう(でもそれが蘇我氏についての原稿だったらありかな)。 とはいえ事情がある人もいるので、ペンネームはなるべくペンネームっぽくないものにとお願いしている。
世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書 林雄司.
デイリーポータルZもやはり情報提供型ではなく、共感提供型のメディアですよね。
ユーザーに共感を届ける上で、やはりペンネームペンネームしたペンネームには違和感がある、というのが林さんの見解です
そして僕がなるほどなと気づきを得たのが
という部分。
今まで全員本名でやっているんだよね、という認識で数年間デイリーポータルZ見ていたんですけど!
ライター一覧をパッと見ても「誰がペンネームなんですか?」という感じじゃないですか。本当に誰がペンネームなのかわかりません。
- 安藤昌教
- 石川大樹
- 古賀及子
- 江ノ島茂道
- 大北栄人
- スズキナオ
- 松本圭司
この林さんの方から
というアイデアが僕の頭にインセプションされたのでした。
ハンドルネームであることを明示したブログも
このブログはWordPressテーマとしてSANGOを使用しています。テーマ選びは大きな選択です。慎重を期して候補のテーマを使用しているたくさんのブログを見て回って、結果としてテーマ以外の部分でも雰囲気がよくて、素直に好きだなと思えるブログを見つけることができました。
この瀬戸内ことりの鬼校閲手帳がその一つといえます。
参考 瀬戸内ことりの鬼校閲手帖内容だけでなくこの淡いグリーンで統一された清潔感あふれるデザインと校閲者というフックのある職業と愛らしいアイコンが素敵なのだけど、何より瀬戸内ことりというハンドルネームが清廉な印象を与えています。
きっとブランディングへの造詣が深い人なのだろうという印象を受けますが、プロフィールを見てみてやはり確信を深めました。
Q ハンドルネームの由来は?
A 産地が瀬戸内/小鳥が好き
(中略)
このハンドルネームは、またとない名前であること
https://setouchi-kotori.com/profile/
字面・バランス(漢字とひらがなの構成)
一発で覚えてもらえるもの
この3つにこだわって決めました。
瀬戸内さんは
- またとない名前であること
- 字面・バランス(漢字とひらがなの構成)
- 一発で覚えてもらえるもの
というクリアな基準でご自身のハンドルネームを決められたようです。
名前ジェネレーターでお気に入りの名前を見つけよう
本名っぽいハンドルネームを決めるために私が役立てたのがこの「すごい名前生成器」という名前ジェネレーターです。
参考 すごい名前生成器名前ジェネレーターはわんさかネットの海にあるのですがこのすごい名前生成器がよいのは
という点。
姓と名のそれぞれにありふれた・普通・珍しい・とても珍しいの4段階を指定できます。
鈴木や太郎といった普通の姓名を弾いて、江夏や秀馬といったいるはいるけどあんまいない名前を偶然の力を借りて探すことができます。
そして、僕がこのすごい名前生成器を使って作った名前が

飛永 けいごです
です!
私が意識したのは
- 名字の飛び道具感。存在するのは知ってるけど、会ったことはないよね、というものを選ぶ
- 名前のシンプル感。よくいるけどもあえてひらがなで開くことによってどんな漢字が入る可能性も残す
- 名字と名前をバランスさせて、印象には残るけど現実に実際にいそうでバーチャルすぎない塩梅にする
ということです。飛永 けいご、どうでしょう。